2018/06/11
C値【前編】
こんばんは。宮崎です(^^)
今日は家の【気密】について書かせていただきます。
よく高気密の家と言いますが、高気密というのは簡単に言うと、隙間の少ない家のことです。
そして高気密かどうかを実際に測り、数値で表したものを【C値】といいます。
先日になりますが、鈴鹿市M様邸と四日市K様邸にて気密測定を行いました★
窓にこんな機械をとりつけ、
家の中を減圧していき、負圧にすることで
C値を出していきます(^^)
C値とは「相当隙間面積」といい、単位はcm2/m2で表します。
気密測定で計測された家全体の隙間面積を、床面積で割って計算します。
ん~~わかりづらいですねΣ(´∀`||;
平たくいうと、数字が小さいほど気密性が優れています。
ちなみにM様邸とK様邸では0.8cm2/m2という全く同じ数字が出ました(^^)
0.8という結果はどうなのか、数字だけでは良いのか悪いのか分からないので
国の基準と照らし合わせてみます★
と、言いたいところなんですが、
今現在、C値に関する基準は日本では定められていません。( ´・д・)エッ
2020年に断熱の基準改定があるのは聞いたことがある方も多いと思いますが、
気密値に関しては規定が何もないんです。
高断熱なら高気密にしないと意味がないのに、どうして気密値は放置されているのか。( ´△`)
そこには住宅業界のとても勝手な都合がありそうです。
長くなってきたので次回に続きますm(_ _)m