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2021/10/04
手刻みの技術

こんにちは。宮崎です(*^▽^*)

10月になりましたね〜!

〜〜の秋。と言いますが、皆様は何の秋になりそうですか??

 

私は、今年は勉強の秋になりそうです(*´-`)

 

目標のために勉強しているのですが、せっかくなので道中も楽しんで勉強したいと思います!

新しい知識に巡り合うのは、生活にメリハリがついて良いものですね♪

 

さて、今日はリフォームのA様邸より、蔵の改修をご紹介したいと思いますm(_ _)m

 

こちらは改修前の状態です。

隣にくっついて立っていた倉庫を解体したので片側はこんな状態です(^-^)

屋根も解体した倉庫に合わせて創ってあるので、短くなっている部分があります💦

下から見るとこんな感じ( ̄  ̄)d

 

この欠けた部分にも屋根をかけたいのです。

ということで、ここからは大工さんの腕の見せ所♪

 

継手という方法で屋根を受けている母屋木を延ばします。

一口に継手と言ってもそのやり方は多種多様です。

大工さんの本を見ても、

こんなに載ってます(°_°)!

 

今回はその中でも『最強の継手』なんて言われている

金輪継ぎ 

と言う方法で継いでいきます(*´ー`*)

この金輪継ぎ、上のイラストの様に、落とし込んだ栓がつっかえになり、かなりの力に耐えることができます!

お寺などでも傷んだ柱の一部を交換する柱補修にも使われたりする伝統ある技術なんですよ〜(*^◯^*)

ただ、強度が強いだけあって、精密な難しい加工が必要です(*´-`)

 

少しずつ、丁寧に加工が施され、新しい屋根を受ける部分にも母屋木が延長されました♪

 

今回の金輪継ぎの加工ですが、

・既存の材料が真っ直ぐの角材ではない

・既に組まれている部分に直接継いでいくので、やりにくい体勢で加工しなければならない

と、こんな条件下でとても大変だったと思います^^;

 

それでも流石は腕利きの大工さん!

そんなこと微塵も感じさせない、見事な仕上がりです(*´∀`*)

お客様の大切な蔵が蘇りました♪

 

手仕事の素晴らしい技術、なんとか後世にも伝えていきたいものですね(*´-`)

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