2021/05/24
雨をデザインする
こんにちは、大川です(^^)/
みなさん、梅雨まっただ中ですが、いかがお過ごしですか?
私は、雨の日が続くと洗濯物が溜まってしまい
晴れの日はまだかな~と早くも太陽が恋しくなっています(–;)
少し憂鬱になってしまいがちな梅雨ですが、
今回は梅雨シーズンでも雨の日が好きになる情報をお届けします♪
「雨をデザインする」
題名でも紹介させていただきましただ、雨をデザインする?
どうやってデザインするのだろう?
そう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とても抽象的な表現にも思えますが、
雨の日を楽しませてくれる建築アイテムがあります。
それは、日本で発祥した古くからある建材「鎖樋」です♪
鎖樋とは、屋根のすぐ下に横方向に取り付けられた横樋と呼ばれる樋から
地面に向かって雨水を導く縦樋の一種です。
かたちは、いろいろな種類があり
傘、リングなどデザイン性も豊富にあります。
鎖樋の歴史を辿っていくと
数寄屋づくりに用いられたことが始まりのようです。
数寄屋といえば、茶人たちが集まって
お茶や生け花など風流を楽しむ。
この時代から日本人ならではのおもてなしの心があったのだと感じます。
それは、現在になっても続いていて
雨の日でも、お越しいただいたお客様におもてなしをする。
雨水か鎖を伝って流れていくのを目で見て楽しんでいただく。
と言うように、鎖樋にもおもてなしの心が表れているような気がします。
数寄屋づくり、鎖樋といった和風建築には
見た目の美しさだけでなく、おもてなしの心も考えられていると思うと
素敵ですよね(*^_^*)
自然の多様性を活かし四季の移ろいを楽しむ。
雨の日ならではの、美しさを楽しむ意匠性のひとつかと思います♪
上の写真は、実際に創家で建てられたお客様のお家のウッドデッキに
鎖樋を使用したものです。
お家のワンポイントにもなって素敵ですね♪
今回は、雨の日が少しでも好きになる
雨をデザインするアイテムをご紹介しました♪