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2024/10/31
美しい空間づくりの秘密|家づくりのポイント

こんにちは、柳橋です。

美しい空間に足を踏み入れると、
思わず「何かが違う」と感じる瞬間がありますよね。

その正体は、なんでしょうか?

今回は、“収まり”に
こだわり抜いた空間作りをご紹介します!


羽目板の天井と格子に囲われたウッドデッキと、リビング。

南と東向きの窓が床から天井までのハイサッシ仕様で、
天井が外部とも繋がり、奥行きがありつつも、
すっきりとした印象を与えています。



では、具体的にどこが違うのでしょうか・・・💡

まずは、こちらのハイサッシ。
一般的な高さ(2メートル)のサッシと比較してみます。

高さ2000mm
高さ2400mm

天井に注目👀

高さ2400mmの方が
ウッドデッキとの天井の境目を感じさせず
空間の印象を大きく変えることがわかります。



また、窓装飾は
一般的なカーテンレール+カーテン
という組み合わせではなく
ロールスクリーンという点もポイントです。

矢印の部分、よく見てみると
天井に埋め込まれたロールスクリーンが
すっぽりと隠れているのがわかります。


この収まりのおかげで、
生活感を感じさせない洗練された空間が生まれています。




さて、ここからは
かなりマニアック😂

私が個人的に気になったのは、
「スクリーンを隠す部分がどこで収まっているのか?」という点。

写真で一緒に追ってみましょう💡

1️⃣東面の窓から、南面へ続き
2️⃣ここでも途切れず・・
3️⃣ここで収まる✍️



図面で確認すると

このように、赤い矢印の部分まで繋がっていました。

個々の窓ごとに隠すボックスを作るのではなく
ひとつづきに。

そして比較的視線の届きにくい
ダイニング側の窓上部で収める。

ディテール好きにはたまらない
ポイントです!!



内部から外部に続く天井を
美しく見せるため、
余計なラインを排除する。

家づくりは間取りや素材選びはもちろんのこと

細部にわたるこだわり、
作り手である職人さん方のひと手間が
さりげなくも豊かな表情を持つ空間を生み出しているのですね。


こちらの住まいには
他にもまだまだ語りきれないディテールがたくさん。

また次の機会にご紹介しますね😌

では!

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