2022/10/20
現場リポート 上棟〜断熱施工直前
こんばんは。宮崎です。
秋が深まって来ましたね〜!
猛暑の日々が終わり、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、と楽しみがいっぱいの季節到来です♪
暑い時期に上棟を行ったK様邸は、着々と工事も進み、断熱工事を迎えました。
上棟工事はすごい速さで進むので(1日で家の形ができてきます)、
その後の工事が地味に見えがちですが、
上棟後〜断熱までの工事は、その後の工事に係る大切な工程がたくさんあります。
今日はそちらを少しご紹介したいと思います🙇♀️
上棟が終わり、サッシ(窓)が取り付けられた後の状態はこんな感じです↓
大きく斜めに入っている木材は、仮の『筋交』(すじかい)です。
構造の金物や耐力壁がしっかりと施工されるまでの仮補強です。
こちらは制震ダンパーと仮ではない本当の筋交です。
地震に耐えられる構造を作るとともに、揺れのエネルギーを吸収する制震も兼ね備えた仕様です。
先ほどの仮筋交は、この段階で外されます。
屋外の工事は、屋根工事と、壁の防水シート、外壁を貼るための下地を施工していきます。
スッキリとした和モダンのお家の時は、軒先を薄く、シャープに仕上げる工夫が施されています。
そして電気の配線、水道の配管、ガスの配管など、
後々、断熱材に埋まる部分の施工を断熱施工に先駆けて行っていきます。
場合によってはエアコンの配管も壁の中に仕込んで置いたり、天井に埋め込むカーテンボックスなどを付けておいたり、全てが計画的です。
棚をつけたり、テレビの壁かけをしたい場合等も、ビスやボルトがしっかり止まるように木で下地を入れておきます。
断熱の種類にもよりますが、断熱工事の前にこんな施工がされています。
劇的に見た目が変わるものではないですが、色んなことを計画的に正確に進めていきます。
断熱材が入ると室内の見え方が一気に変わるので、実はこの過程の進行を見られるのは貴重な期間です。
これからお家を建てられる方は是非楽しんで見ていただければと思います。