2022/07/22
善光寺 御開帳
こんにちは。宮崎です。
先日、弊社にこんなものが運ばれてきました!
大きな大きな木の看板。
こちらは、先日まで善光寺というお寺に建っていた看板です。
今日のブログは善光寺の『御開帳』について書かせていただきたいと思います(^^)
善光寺について
善光寺には日本最古と言われる御仏が祀られています。その歴史は遡ること、なんと1400年。
1400年前と言うと蘇我氏と物部氏が、仏教の賛成反対で争っていた頃ですね、、、笑
歴史の教科書でも、序盤によくわからないまま過ぎていくあたりです(^^;)
しかもこの善光寺の始まりは、仏教反対派の物部氏によって捨てられた「阿弥陀如来」が本田善光という方に拾い上げられ、お堂を建てて祀られたことから始まったというものだそうです。
そんな歴史のあるお寺です。
善光寺と名のつくお寺は全国に200以上あるのですが、そのうち6つの善光寺では7年に1度『御開帳』という盛儀が開かれます。
御開帳とは
信州善光寺・元善光寺・甲斐善光寺・祖父江善光寺東海別院・関善光寺・岐阜善光寺
これら六善光寺で、7年に1度だけ、普段は直接拝むことはできないご本尊「一光三尊阿弥陀如来」の姿を一般の方も拝むことができるのです。
そして本堂の前に立つ10mもの高さの柱を「回向柱」と言います。
ご本尊の阿弥陀如来と「回向柱」は結ばれていて、その「回向柱」に触れることで前立本尊とつながることとなり、功徳が得られると言われているのです。
つまり、触るだけでご利益がある、ありがた〜い柱なのです(*´ー`*)
コロナウイルスの影響で今回は1年延期での開催になりましたが、いざ開催されるとすごい賑わいですね。
柱を触りたい人もたくさん♪( ´▽`)
さて、善光寺の看板がどうして弊社にやってきたか、なんですが、
この看板は愛知県稲沢市の『祖父江善光寺東海別院』に建てられていた看板です。
今まで『祖父江善光寺』で「回向柱」の建立をおこなってきた棟梁が引退されるということで、
次回以降の「回向柱」の建立を弊社が継承させていただきました。
今回の「回向柱」はその役目を全うし、土に還されます。
次回の御開帳は6年後。気が早いですが楽しみですね♪
由緒ある善光寺、ありがたい回向柱と御開帳に携われるのは嬉しいことです!
6年後またブログ記事にしたいと思います。笑
それでは失礼します(^^)!