2021/12/30
[天然乾燥]の柱を使う理由 〜香り・色と値段編〜
こんにちは。宮崎です。
柱の乾燥手法とその影響の違いについてご紹介してきましたが、今回で節目となります╰(*´︶`*)╯
(長くなるので小分けにしております💦 最初の記事はこちらから)
創家では天然乾燥の柱(国産桧)を標準仕様としていますので、
その理由を段階的にご紹介し、自然の木の良さを伝えていきたいと思っていますm(_ _)m
最終回の今回は、香り、色、乾燥時間などの違いについてです。
乾燥方法で変わる香り
建築中にお客様から、『すごく木の良い香りがする!』と、よく言っていただけます(*´-`)
また、家が完成し、実際に住まれているお客様からは、『来る人がみんな、良い香り〜!って言ってくれる』と、言っていただけます♪
弊社で土台、柱に使っている国産桧の長所として、香りの良さやリラックス効果があげられるのですが、この香りも乾燥方法によって違いがあります。
また、色味も乾燥の仕方によって仕上がりが変わってきます。
左が天然乾燥、右が高温乾燥の桧をチップ状にしたものです。
まず香りですが、嗅ぎ比べてみると、
左の天然乾燥のチップは桧の良い香りがしているのに対し、
右の高温乾燥のチップは少し焦げたような匂いが混ざります。
色は見ての通り、左は桧のほのかなピンク色が見られますが、
右のものは焼けたような色になっています。
これらを比べても、天然乾燥のものは自然の木材そのままの良さが活きていると言えると思います。
ただ、天然乾燥はじっくりと時間をかけて乾かすため、どうしても高温乾燥に比べて、乾燥時間がかかってしまいます。
製品になるまで、時間がかかるため、値段も天然乾燥の方が高くなる傾向にあります。
強度に対する影響、人に対する影響、価格など、様々なメリット・デメリットを紹介してきましたが、いかがでしょうか??
ほとんどの建築会社が自社の商品のメリットだけを伝えているのが現状だと思います。ですので、お客様にはメリット・デメリットを正しく知った上で、選択をしていただきたいと思い、今回の記事をかかせていただきましたm(_ _)m
実物サンプルや香りサンプルなども弊社にご用意がありますので、
気になる方は是非遊びにいらしてくださいませ(*^▽^*)