2021/11/08
神代杉☆
こんにちは。嘉納です(^^♪
ここ最近秋らしい過ごしやすい日が続いていますね。
秋といえば『芋、栗、南瓜』(笑)
個人的に秋は、体調を崩しやすくあまり好きな季節とは言えないですが、食べ物だけは美味しいものが多く大好きです。
さて、今日は前回の銘木市で紹介出来なかった木材たちについて書かせていただきます!
木材の種類って何種類ぐらいかご存じでしょうか。
ググってみました(笑) なんと、世界には6万種類以上あるらしいのです。
木って本当に奥が深いですよね。
で、今回は銘木市にもあった『神代杉』について調べてみました。
広辞苑によれば神代杉とは「水土中に埋もれて多くの年数を経た杉材。往古、火山灰中に埋没したものとされる。」と書いてあります。
その昔、何千年も前のこと、大きな地震や天災によって地中に埋まってしまったものが、普通なら土の中に埋まった木材は腐食するはずなのに、何らかの腐らない環境の中、何千年もの間眠り続けた奇跡の杉。眠りから覚めたその杉は縦に割った瞬間は真っ白なのだそうです。それが空気と太陽の光に触れたとたん真っ黒に変わるとのこと。まるで浦島太郎のお話のようですよね(#^.^#)
伊豆半島・箱根地方・京都・福井・屋久島などで発掘され、工芸品や高級建築材として珍重されている貴重な杉なのです。
そんな貴重な神代杉を使った欄間です。
S様邸の重厚感漂う和室に相まっていますね。
何千年も前に生まれた木が現代に受け継がれ、これからもこの家で歴史を積み重ねていくと思うととっても感慨深いですね。
これからも色々な木についてお話できたらな~と思っていますm(__)m
またこちらのブログでご紹介させていただきますね!