2021/05/28
ディティールの拘り④
こんばんは。宮崎です😁
前々前回のブログから、ライン(直線)を綺麗に出すことを徹底したお家を紹介しております。
今日は拘りのディティールシリーズ、第四弾♪(*´-`)
直線を綺麗に見せるために排除したもののお話です。
なにを排除したかというと、
一つ目は、ドアと天井の間の壁です(^人^)
この建具、天井までの高さがあり、
天井に枠もついていないため、
開けた時に隣の部屋との天井が途切れず繋がるんです♪
もし天井までの高さじゃなければこうなります↓
変ではないけれど、これだと天井は繋がりません(`・ω・´)💦
和風の家など、視点の重心を下げたい場合に、あえて背の高くない建具を使うことはありますが、このシャープなお家には天井までのスッキリしたハイドアが似合いますね(*´∇`*)
完成見学会でこのお家を見られたお客様からも、
『うちも天井までの建具にしたいです。』とのお声をいただいており、大変嬉しく思っております╰(*´︶`*)╯♡ アリガトウゴザイマス♪
そして、排除したもの二つ目は、照明器具です!
さて、その照明器具なんですが、ここで質問です(*´∇`*)/`
Q.皆様はお部屋をスッキリ見せたい時に、どんな照明器具を付けると良いと思いますか??
どうでしたか?\(^^)/
特になにが正解というのでもないのですが、
ダウンライトを思い浮かべたかたも多いのではないでしょうか??
ダウンライトというのは、天井に埋め込まれた照明器具のことです。
最近よく見かける、こんな感じの照明ですm(__)m
確かにスッキリするし、お掃除も楽!(*´-`)
とても合理的な照明なんですが、今回の直線美を追求したお家では、
ダウンライトの縁すら邪魔なのでは?という考えが出てきました(°_°)
縁というのは外枠の部分です。
天井に埋まっているとはいえ、この縁の白い部分は、天井面に見えてきてしまいます( ̄∀ ̄)
そこで今回取った方法は、
『縁ごと全部隠しちゃおう♪』です(´ε` )
その結果、こうなりました(^人^)
て、天井がめちゃくちゃ美しい。。。( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) 惚♡
余計なものがなく、無垢板の天井の良さがすごく生きています♪
天井に少し彫り込みを開けて、天井よりも高い位置にダウンライトを埋めることで、ダウンライトの縁も見えずに、光だけが放たれるというわけです(๑˃̵ᴗ˂̵)
開口の大きさを板の幅に合わせているため、余計なラインが出ないのも美しく魅せるポイントです。
いかがでしたでしょうか??
設計やコーディネートって、あれも入れよう、これもやりたい♪ウキウキ〜
って足し算ばかりになりがちなんですが、美しいディティールは引き算から生まれることが多かったりするんです。
引き算をすることで、なにが際立って全体としてどう見えるのか。
創家が、とても大切にしていることです( ̄^ ̄)ゞ
ディティールの拘りを紹介し出したら、色んなことを言いたくて言いたくて、とても長くなってしまいました(。-∀-)笑
次回で一旦ディティールシリーズ、ひと段落つけたいと思います♪╰(*´︶`*)╯~~
次回は省いたものの続きと、隙間にも注目してお話していきます♪
ではまた\(^^)/